フルールライン 歌詞欄(Lyrics)[Intro] いつかの春に、君と花を買った日を いまの私が ふと 思い出してる [Verse 1] 制服のポケットで くしゃっとなったメモ 「今日こそ話そう」って 昨日の私が書いた でも結局また 挨拶だけで終わった午後 風に揺れた野花だけが やけにやさしかった [Pre-Chorus 1] “笑われたらどうしよう”って 踏み出せないのは いつも同じ だけど君が こっちを見たとき 世界が 一瞬だけ 音を失った [Chorus 1] Fleur Line Fleur Line 誰にも見えない線が いま君へと 走ってる気がした 香って 咲いて 揺れて でも まだ名前もないこの気持ち わたしは わたしに はじめて 恋した [Verse 2] 筆箱の奥で ひらいた押し花 去年の春の香りが ふわっと戻ってきた 君の好きな色を 聞いた日の記憶 あの日の空はたしか すこし曇ってたね [Pre-Chorus 2] 恋って もっとキラキラしてるって思ってた でも本当は なんか 怖くて、苦くて 「私なんかが」って 何度も逃げたのに 君の声だけが まっすぐ追いかけてきた [Chorus 2] Fleur Line Fleur Line すれ違っても消えなかった 香りみたいに 心に残ってる 嫌いになれたら もっと楽だったのに どうして今日も君だけ 特別なんだろう [Bridge] わたしはずっと 自信がなかった 人に合わせて 笑うのが癖だった でも君の前では うまくできなかった ブルーレースの匂いみたいに やさしい嘘が 剥がれてく気がした [Final Chorus] Fleur Line Fleur Line ようやく届いた気がするよ 目と目が合うたび 鼓動がほどけてく “未来を選ぶ”って たったそれだけのことが どうしてこんなに こわくて どうしてこんなに うれしいんだろう 君の名前を呼んだとき 涙が先にこぼれた [Outro] 香って 咲いて 届いてく Fleur Line この気持ちずっと Fleur Line わたしから、君へ 君も同じように 香っていたらいいな |