零れ落ちる吐息 歌詞欄(Lyrics)布団の上 夜が重なる 肌に触れても 何も響かぬ 指が這って 肩をなぞる 冷めた心に 火は灯らぬ 汗ばむ肌 絡まる髪 それでも私 遠くを見る 街灯の影 壁に揺れて 彼の鼓動 聞こえすぎて 吐息だけが 耳をくすぐる 熱いリズム ただ続くだけ 退屈な 時計の針 苦しみが じわり染みる 体寄せて 波が揺れる 胸の奥は 空っぽのまま 月が沈む 闇が薄れる でもこの時間 終わらぬ夢 吐息だけが 耳をくすぐる 熱いリズム ただ続くだけ 退屈な 時計の針 苦しみが じわり染みる 触れ合うたび 虚しさが 胸を刺して 息を詰める 彼は知らぬ 私の声 沈黙だけが 答えになる 朝を待つ それだけで 吐息だけが 鳴り響く 何も感じぬ この夜に ただ耐える 私だけ 朝が来たら 笑顔作る 昨日の夜を 忘れようと 布団の上 また一人 吐息の跡が 残るだけ |