君の宙に咲く誓火(せいか) #花火大会 歌詞欄(Lyrics)【Verse 1】 静寂を裂いて 空が眼を覚ます 胸の奥で燻る 想いに火を灯し 誰のためでもなく 君のためだけに 光の奔流で 想いを刻もう 【Pre-Chorus】 いかに遠き天(そら)の涯でも いかに深き闇に伏しても 見えぬとは 決して言わせぬ 火の錦もて 君の名を叫ぶ 【Chorus 1】 何十発でも 何百発でも 君の空を照らすまで 捧ぐ四尺玉 紅き情熱は ストロンチウムに託し 黄なる微笑み ナトリウムに宿す 一発一発 心音のごとく 哀しみの涙 乾ききるまで 咲き誇れ 君の空に 火の詩華(うたばな) 【Verse 2】 嘲る者に この火は届かずとも 君の胸に落ちれば それでいい 散り急ぐなど 怖くはない 夜を焦がす 烈火のごとく 【Pre-Chorus】 声という命が 尽き果てようとも この身が燼(じん)と 成り果てようとも 嘆きが風に 融けるときまで 焔の連なり 君を深く包む 【Chorus 2】 何百発でも 何千発でも 天を満たす 咲き乱れの万葉 翠の豊かさは バリウムに纏わせ 蒼き癒しを 銅に溶かして 一音一音 血潮のように 嘲りなど 届かぬほどに 天に響け 歌い続けよ 音焔ノ花(おんえんのはな) 【Bridge】 たとえ世界が終わろうとも 星々が 沈黙に還ろうとも 生き残るより 燃え尽きるに値する 想いがここにある 炎の音が紡ぐ 響華(きょうか)の願い 【Final Chorus】 何千発でも 何万発でも 君の宙を照らしきるまで 捧ぐ日本晴れ マグネシウムの 白く清き祈り 鉄が刻むは 誇り高き黄金の誓い 一発一発 太陽のごとく 咲き誇れ 君の宙に 命の千輪桜 それこそが 私という 命の意味 |