ペンローズ横丁 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 廃れた街 ネオンはカラーバー 切れかけの管が 瞬いては止まる ホームの端 貨物が過ぎて 風だけ残して 音だけ置いていく [Pre-Chorus] 非常口の人が走る 白へと誘う 逃げても同じ踊り場 階段は続く 不可逆の記憶が 螺旋でほどけない [Chorus] ペンローズの階段 上って下って同じ場所 出口もない 行き先もない ただ風が通る 心地よいのか 無機質なのか 問いを抱えたまま 夜が明ける [Verse 2] 脳内はスノーノイズ 砂嵐みたい モノクロームの景色 水平線で切れる 無彩色の上に 足跡を刻むたび 名前のない朝が 指の間からこぼれる [Pre-Chorus 2] 緑の人の矢印が 「こっちだ」と揺れる 近づくほど遠ざかる 同じ踊り場 時間はほどけず また結び直す [Chorus] ペンローズの階段 上って下って同じ場所 出口もない 行き先もない ただ風が通る 心地よいのか 無機質なのか 問いを抱えたまま 夜が明ける [Bridge] もし色が戻るなら カラーバーを越えて 答えはいつも 通り過ぎる風の中 触れればほどけ ほどければまた結ぶ [Chorus (Last)] ペンローズの階段 何度だって同じ場所 近づくほど遠ざかる光 でも歌は残る 心地よいのか 無機質なのか 問いを抱いたまま 朝焼けへ [Outro] 回る 回る 風だけが通り過ぎる |