時間ドロボウはわたし 歌詞欄(Lyrics)[Intro] スマホが鳴る前に目が覚めた 今日の私は わたしの味方 秒針より早く、まばたきをやめた [Verse 1] 終電のガラスに映るのは 誰の夢をなぞる顔? “やるべきこと”ってタグばかり 誰かに貼られたまま 生きてたのかも 正確な拍に合わせるたびに わたしの鼓動がずれていった だけど 本当は知ってた リズムって、選べるってこと [Pre-Chorus] 深呼吸も 予定に入れてなかった でも 今日からは大事なことにする [Chorus] 時間ドロボウはわたし 取り返した 心の余白 正しさのレールを そっとまたいだら わたしのテンポ わたしの秒 わたしのルールで歩いてく 誰の時計も わたしを測れない [Verse 2] 「遅れるとダメだよ」って声 それがわたしの声じゃなかった 人に合わせる優しさで ずっと自分を置き去りにしてた カバンの奥にしまった夢が まだ消えずに光ってた それを拾うことが 今日いちばんのタスクだと思う [Pre-Chorus] 通知が鳴るたび 消してた気持ち 今はむしろ 声にして鳴らしたい [Chorus] 時間ドロボウはわたし 奪ったのは 眠ってた感情 曖昧なままで咲いてみたくて わたしの鍵 わたしの音 わたしの未来に従って この鼓動で 地図を描いていく [Bridge] あの日のわたしが黙って見てる 笑ってるのか 泣いてるのか どっちでもいい その子を連れて 一緒に進む 効率って鎖だった ほどけた音がした [Chorus] 時間ドロボウはわたし 守りたいのは わたしの声 カレンダーにない日を祝うために わたしのリズム わたしの秒 わたしの自由で決めていく 誰の正解も わたしは選ばない [Outro] もう盗まなくてもいい この自由は 最初から わたしの持ち物だった |