雨の狐火 歌詞欄(Lyrics)静かに降る雨、音もなく 古びた鳥居ひとり佇む 冷たい風が頬を撫でて 遠いあの日を呼び覚ます 雨の匂いにふと目を閉じる 遠い記憶がそっと滲んで 木の葉の影で夢を見ていた あの日の声がまだ聞こえる 降りしきる、雨の狐火 消えない想い揺れる心 どこへ行けば逢えるのかな 風がそっと答えてくれるの? 赤い鳥居の下で待ってた だけど誰もが通り過ぎる 濡れた袖から滴る雫 それは涙と同じ色 降りしきる、雨の狐火 消えない想い揺れる心 どこへ行けば逢えるのかな 風がそっと答えてくれるの? 光が差して遠ざかる影 さよなら、きっともう行かなくちゃ でもね、きっと忘れないよ この雨と、あなたのこと 静かに燃える、狐火のように 心の奥で揺れているの |