ツギハギの夢〜もうひとつの僕〜 歌詞欄(Lyrics)Yeah 君が選ばなかった道の上から 声をかけてる 忘れてた“俺”も ちゃんと生きてる くたびれた靴、タバコの灰 夢は途中で置き去りのまま 昼は鉄と油 夜は掃除のバイト やりがい?って聞かれても 笑うしかない 冷蔵庫の中にプリンがひとつ 甘さより先に 孤独がしみる 君が選ばなかった日々のなか 意外と、悪くないかもしれない スーツの君とジャージの俺 鏡越し、どっちも主役 比べたって意味はないって やっと少し わかってきた 君が歩いた未来の外でも 俺はちゃんとここで息をしてる 崩れそうでも抱きしめていく ツギハギの夢 それでも宝物 不安に沈む夜には この歌が浮き輪になるように 見上げた空は、こっちにもあるよ 忘れないで SNSはノイズ ただ眩しすぎた “いいね”より 風を感じていたい 「これが俺の人生か」って コンビニ帰り 自販機の前でつぶやいた ふと浮かぶ あの選択肢 君が選んだ道のその裏で こうして立ってる もうひとつの「僕」 “正解”ってやつは いつも後ろ姿 本当はずっと 「間違いだったかも」って思ってた でも、昨日のスープが 今日はなんだか やさしくて それだけで 生きていける気がした 正解なんて 誰も知らない ググったって出てこない答え 「間違いだった」と思ってた道も 君がいたから意味に変わった あの時の君に「ありがとう」って 胸張って言えるように 転んでも笑えるように この場所ごと、抱きしめてる また どこかで会えるといいね 夢の中でも、駅前のカフェでも 現実を歩く君に 選ばれなかった俺から 拍手を送るよ 青い空は 今も ちゃんとあるよ |