にぶく光る青 歌詞欄(Lyrics)ふれたら、きっと…… 窓を開けたら 不意に思い出した 夏服のスカートの頼りなさと 帰りの道のコンビニで毎日 紙パックのリプトン買ってたこと アタマの奥でころころ くすぐったいね 今は使わない駅の改札に いつまでも残る、にぶく光る青 どれでも同じ 皆と同じ 懐かしい欠片 今はさわれない ふれたらきっと、溶けてしまう 眠い科目のノートの隅っこに 恥ずかしい名前を書いて消して バス停横のカラオケで歌わず 何時間も話していられたこと 夕日の向こうみたいに 遠く感じる 近道の途中、電柱の影に 散らかしたままの、にぶく光る青 つまらないハズの ありふれたハズの ふわふわな欠片 今はさわれない ふれたらきっと、溶けてしまう 言えないでいた色々な気もちを ケータイのメモ帳に隠したこと 本棚の隅のアルバムの中に こっそり挟んだ、にぶく光る青 なんて事のない 特別でもない きらめいた欠片 今はさわれない ふれたら、きっと…… |