贋作脆弱性 歌詞欄(Lyrics)[1番] 見慣れた景色を通り過ぎて ガラス越しの街が歪んだ 小さな声で「大丈夫」って また嘘を重ねた 胸の奥で揺れる感情は 誰にも見えない砂時計 ほんの少しだけ止まっていた 流れないままで [サビ] 心の脆弱性を抱えたまま 風が吹くたびに軋むけれど 誰にも触れさせない、壊させない それが生きることだと知った [ギターディレイエフェクト間奏] [2番] 季節の端っこに取り残され 光と影が混ざり合った 行き場を失くした感傷だけ ポケットに詰めた 知らない街で聞こえた歌は いつかの僕を呼び覚ます 失くしたはずの痛みのように 胸を締めつける [サビ] 心の脆弱性に寄り添うように 雨が落ちても消えないもの すべてが滲んでいく夜の中で 僕は僕を抱きしめていた [ブリッジ] 冷たい言葉と温かい嘘 どちらが僕を救ったんだろう 選べないままで時間だけが 透明になっていく [アウトロ] 心の脆弱性を抱えたまま また歩き出す、ひとりきりで それでも風は僕を撫でるように ただ通り過ぎていった |