さだめ 歌詞欄(Lyrics)咥え煙草を そっとおろし 唇を舌で ぺろり舐める 苦い味に 抱きしめられ 三宮駅の階段を コツコツと この街の夜は 全て あたしの着物(ドレス) 揺れる シャンパンの泡 映るは あたしの影 そこに 立ち止まって 近寄らないで これは 招待状(インビテーション)じゃない たった一瞬の 花火に過ぎないわ あたしに 溺れなさい あたしの海の中で もがきなさい 好き... なんていう瞬間 あなたの領土は亡国 あたしのうなじを撫でる その冷たい指先 体中に広がる激震は あたしだけのもの そのとどろく あなたの淫乱な奇声で あたしのハートを 揺さぶりなさい このあたしの渇きを 潤しなさい それこそが あなたの宿命(さだめ)だわ あたしにおろされた 無数の光と影は ただのノイズ 無意味 無意志 無感覚 無知性 ただただ床に落ち 散らばって そのかけらの上を歩く あたしを崇めて そこに 立ち止まって 近寄らないで これは 招待状(インビテーション)じゃない たった一瞬の 花火に過ぎないわ |