失くした麦わら帽子 歌詞欄(Lyrics)乾いた風 アスファルトの匂い 蝉の声 昼下がりの街並み 高い気温に揺れる坂道 白いシャツが眩しかった 麦わら帽子を揺らしながら 笑う君が眩しくて 何も言えずただ見とれてた 鼓動だけがやけにうるさかった 失くした麦わら帽子 風にさらわれた切ない思い出 振り返るたびに胸を刺して痛い 遠く遠く 手を伸ばしても 駅前のカフェ ガラス越しの空 初夏の光が跳ねる午後 置き去りにした言えなかった言葉 頭の隅で浮かんでる 麦わら帽子を押さえた君が 不意に見せた無邪気さに 微笑みながらただ見とれてた 結局陽炎に紛れていった 失くした麦わら帽子 遠くの彼方 眩しい笑顔 爽やかな暑さの中の幻 ゆらりゆらり また会えるのかな 追いかけても もう届かない それが恋だったと知った 振り返っても 戻れないけど 焦がれた想いを抱きしめたい 失くした麦わら帽子 季節が過ぎ去っても消えない 夏の匂いがまだ鼻をくすぐる そっと記憶の宝箱にしまって 失くした麦わら帽子 ずっとずっと素敵な宝物 |