夏の残響 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 風の音だけが 今を撫でている 忘れられた声を 呼ぶように [Verse 1] 静かな波が 砂をさらう 誰もいない浜辺に 影を落とした 木陰で眠る かつての夢は 醒めることなく 夏を待っている [Pre-Chorus] 君と見た あの空の色 焼きついたまま 胸に残ってる [Chorus] 嗚呼 この季節が終わっても 心はまだ あの日のままで 蝉の声に 包まれたまま ひとり 記憶(こえ)をたどってる [Verse 2] 冷えた手のひら 風鈴が揺れ 音もなく過ぎてゆく 午後の帳 忘れないと 言えなかったこと あの空に 今さら問いかける [Pre-Chorus 2] 水面に落ちた 白い花びら 触れられずに ただ沈んでいく [Chorus] 嗚呼 この心が濡れても 言葉には できない想い 陽炎さえ 遠ざかるようで ただ 君を思ってる [Bridge] 蝉の声が遠のく 夏の終わりに 君の名前を ひとりで呟く 静けさの中に まだ残る温度 それが 僕を生かしてる [Final Chorus] 嗚呼 この夏が終わっても 消えないものが ひとつだけある 君の声と 歩いた記憶 永遠よりも確かな 夏の残響 [Outro] 風の音だけが 今を撫でている それでも 君を忘れない |