Gravity Slingshot 歌詞欄(Lyrics)無口な時間(とき)が 星座を描く前 想いの航路は ずっと宙ぶらりん 呼吸ひとつずつ 瞳は触れずに 孤独の重心が 君と交差する予感 胸の軌道が わずかに歪む 惹かれる力は 理屈を超えていく 心拍がフェーズシフトして スイングバイ寸前 臨界点ギリギリで 君に引かれて バグった軌道が 奇跡を起こす 君の存在が 宇宙のバグだとしても こんなにも速く 生きてる気がする 未知の星図が 胸に書き換えられる もう元の航路には 戻れない 手探りのままで 進路を描く 正解のない夜を 航海してる 君が隣にいるだけで 星図の空白が 意味を持ち出す 重なる声が 大気圏を破る 意思の振動数が 臨界を越えて この加速は、もう誰にも止められない ひとつの光が 連鎖していく 君も、あの子も、誰かのスイングバイ 胸の軌道が 新しい星座になる 集まった鼓動が 銀河を描いて 限界の先が 加速の始まりだった もうこの流れに 名前なんていらない 回り続けた星たちが 今だけ止まって見えた 君といる“この瞬間”こそが 世界の静止座標 すべてが加速したあの日から 君となら この宇宙さえも遊べる 描いた星図は 未完成のままで 不安ごと抱えて 未来を蹴っていく 引かれあう力で 飛び続ける “いまここ”こそが永遠になる |