ミソサザイJ 歌詞欄(Lyrics)[Intro] [Verse 1] 風が鳴く 午前三時の街角 傘も差さず 君の声を探してた ひび割れた空の隙間を 小さな羽音がすり抜けた [Pre-Chorus] 誰も知らない 森の奥で ただ一つ 灯る火があった それはまるで あの日の君のようだ 壊れそうで まっすぐな光 [Chorus] ミソサザイ 夜の裂け目を飛んで 世界の終わりに歌を残した ちっぽけで でも確かな叫びが 僕の胸をまだ打っている 忘れられない その旋律(メロディ)を [Verse 2] 空っぽのポケットに忍ばせた 君の笑い声 あれは幻か 季節がまた 古い匂い連れて 静かに傷を撫でていく [Pre-Chorus] 名前もない 命がここにある 誰も見向きもしないけれど それでもなお 歌う理由がある それが愛と呼べるのならば [Chorus] ミソサザイ 凍てつく枝の先で 最後の夢を燃やし尽くした 声にならぬ願いを連れて 僕は今日も歩いている 君に届くと信じながら [Bridge] ああ 砕けた声で 空に問う 「ねえ、あの日の続きを歌っていいかい?」 答えは風の中 でも確かに そこにあったんだ [Final-Chorus] ミソサザイ 夜の裂け目を飛んで 世界の終わりに歌を残した ちっぽけで でも確かな叫びが 僕の胸をまだ打っている 忘れられない その旋律(メロディ)を ミソサザイ 闇がほどける朝に もう一度だけ羽ばたく姿 君がくれた その痛みさえも 今は僕を生かす光だ この世界が終わるとしても [Outro] もしもまた 春が来るなら 君のもとへ還ろう ミソサザイの声が その空を裂いてゆく |