7️⃣ バードソング 歌詞欄(Lyrics)無駄に喉がつまる 息がつまる 俺は声を失くした音痴なゾンビ 鈍器で脳天うちつけ 頓死 ひゅるりらひゅるり 飛び回るトンビ 呑気なトーク 胡乱な論 まくし立てるボンクラ 文句すら冗句 すごく黒く 珠玉の功徳 くそ極上な嘘 憶測を説く ほくそ笑む緑青の夜を空想する 独創的公僕ソウル 周囲は敵のみ国士無双 鬱蒼としタリララ 理論武装 まるで牧草 まるでご都合主義 文部省認可済トークショー 清く正しいが美しくもない肥沃な地の私利私欲に火を噴く比翼 屍の如く 炭素食らうBOY-A 蛆の大群めく涙は滂沱 Archaeopteryx Archaeopteryx Σ ENIGMA Fossiliferous 茹だるような夏の昼下がり うだつの上がらぬ中間管理職 なんて手垢の染み付いたシチュエーション 藁にもすがる四柱推命 市中で嘴が口走った愚痴 罰があたって朽ちたシンパシー どうせ空気よめない奴って陰で告げ口してんだろ 何がメッセージ 読め政治欄 興味ないんなら匿名掲示板で こぞってチラ裏 独白の調 燃えたぎるチャクラ 茫漠の長 琥珀のなかの蝶となりパッケージ いつか皆ノンマルトと合併し 堆積した地層のなかで馳走 食らっては窒素吐き出しそう 余白に棲む怪鳥に乗り煤煙 呑んで俺らいっちょ前に肺炎 誇大妄想 古代王国 培ったサイエンス キザなホモサピエンス 屍の如く 炭素食らうBOY-A 蛆の大群めく涙は滂沱 Archaeopteryx Archaeopteryx Σ ENIGMA Fossiliferous 一億年の眠りから覚め 羽ばたいた羽から赤い霧雨 コスチュームだって煩わしいだけ 社会性なんてすべて切り裂け 本格的活動中の活火山 いま不時着した落下傘 たった三、四年 三、四十人の班体制且つ団体生活 うつろな目は世界の何を見る 教科書載らぬ逆しまウィンドミル 歌を忘れたカナリヤは情報に毒されて現実を譲歩し ただすり減らした翼で水平線に向かって墜落していく そんな世に垂涎 溜まり溜まった湖面に水仙 ぐるりらぐるり 廻りゆく睡蓮 屍の如く 炭素食らうBOY-A 蛆の大群めく涙は滂沱 Archaeopteryx Archaeopteryx Σ ENIGMA Fossiliferous |