Velocity Zero 歌詞欄(Lyrics)曖昧な朝の光に 少し睨まれて ふいに窓を閉めた 昨日のつづきみたいだ 誰にも見せない地図 くしゃくしゃのままで ポケットに隠した夢が まだ脈を打ってる 焦げた雲の下 未来が寝返り打つ わたしはまだ “わたし”になりきれてない でもそれでいいのかもしれないね 夜をかじった味 忘れないから ひとりぼっちの想いが 空に跳ね返って 音のないエールを わたしに投げてくる 道のない場所で 足跡を刻もう 名前のない色で 世界を塗り替える 不器用な強さでもいい たった一歩で 景色は変わるから ため息でできたリングノート 言葉が踊る 聞き取れないリズムに 心がざわめく 部屋の隅で光る あの日のスニーカー 「ここからでも遅くない」って 靴ひもが囁いた 迷ってた時間も 宝物になる 足りなかったものは いつも心の奥に 目に見えなくても 確かにあったんだ 風のような希望が 背中を押してく 胸の奥にしまった声 風に解き放とう 泣いた理由を数えてた夜も いまは誇りになる 鏡に映らない わたしがここにいる 願いはまだ ひとつも終わってない この声が 誰かを照らすなら もう一度、世界に火を灯してみたい 心は今 風の根っこになる 見えない場所で 生きる意味を探してる わたしが選ぶ色で 明日を描いてく 泣いた昨日も キャンバスの一部だった 光じゃなくても 歩けるって気づいた 風に名前をつけた それがわたしだった 遠回りの分だけ まっすぐな願いを この世界を もう一度、抱きしめにいく |