おれのうた 歌詞欄(Lyrics)俺が吐くこの詩が 裏通りで響く頃だろうか 膿んだ街の声が少しでも 救われる瞬間が来るだろうか 嘲りでも構わねぇ 汚泥の中でも咲く花で 誰が笑おうが俺は俺 この声で切り拓くだけ 表が善で 裏が正義 モノクロの街で色を探す日々 壊れたビートに身を委ね 錆びた夢でもまだ磨いてる 過去も業も 肩に背負って 煙草の火で夜を照らして ルールの外にしかない約束 筋と呼ばれる一本の線 笑う奴らの影もまた光 転ぶたび増える覚悟の数 撃つのは銃じゃなく言葉だけ 声の弾丸 胸に突き立て 不義理も罪も背中に刻み それでも生きる意味を刻む 「真っ直ぐでいろ」と言われりゃ 曲がった道で証明するだけ 俺が奏でるこの唄が 街の闇で反響する頃には 積み上がる罪も 闇も 少しでも清算できるだろうか 俺が鳴らすこの唄が 笑われようが構わないぜ 俺が鳴らすこの唄が 見下す声 越えて行くだけ 夜の帳が降りる時 鋭く光るのは意思と呼吸 沈黙こそが刃になる 嘘を斬り裂く者こそ真の悪党 汗と血の味を覚えて 迷いを燃やし灰にして 誰のためでもなく己のため この詩で明日を刻むだけ 俺が奏でるこの唄が 全土に轟く夜になる頃 罪も闇も 瞬きの隙に 少しずつ浄化されてゆくだろう 俺が鳴らすこの唄を 誰が否定できるだろう 俺が鳴らすこの唄を いつか伝説になるだろう |