ペンギン 歌詞欄(Lyrics)悲しみの声が枯れる もう何も言えなくて 引き出しも開かないから 伝えられずにいる 僕も訳の分からない 身振り手振りを力強く 示してはいるけども 見えないふりをされる 行場のないこの想いは 空に昇り 光輝くこともなく ただの点に 飲みかけのコーヒーを ここで啜りながら タバコをくわえ火をつける いつものように 消えそうな声が 空に溶けて 届かぬ想いが 夜空を舞う 月明かりの影が 壁に映り この虚しさだけが 時を過ぎる 大きく息を吸い 言葉の裏を見つめ 感情に任せて 両手を広げてみても 意味のない羽ばたきで 土の上を舞ってる すれ違う車たちの 明かりにただ照らされる ひと息ついて腰をかける 出てこない 思い浮かばない思考に 嫌気がさす 飲み干した空き缶を ゴミ箱に投げても 砂埃、舞い上がり 見つめるだけ 声にならぬ声が 風に消えて 点滅する光が 胸をかすめる 傷つけず、傷つかず 時に身を任せ 僕はただ 歩き出してる 大きく息を吸い 言葉の裏を見つめ 感情に任せて 両手を広げてみても 意味のない羽ばたきで 土の上を舞ってる すれ違う車たちの 明かりにただ照らされる ひとりきり 流れる時 こだまだけ 胸に残る 冷たい空 見上げてから 息を潜め 踏み出してみる 大きく息を吸い 言葉の裏を見つめ 感情に任せて 両手を広げてみても 意味のない羽ばたきで 土の上を舞ってる すれ違う車たちの 明かりにただ照らされる 大きく息を吸い 言葉の裏を見つめ 感情に任せて 両手を広げても 羽がすべて抜けて すれ違う光だけが 舞う羽を白く眩く そっと照らす |