『コエグラフ』 歌詞欄(Lyrics)きみに会いにいくために この世界をあとにする 残されたのは 君の声だけ なにも知らないまま でも離れたくなくて その声が 僕の道しるべになった 星の気配がまだ 耳に残ってる 風が連れてきた 君の笑い声 さよならも言えずに 光になった君 「またね」って なんで笑えたんだろう 無音の宇宙で ふと浮かんだ 鼓動の奥で きみが呼んだ 名前も顔もないのに なぜか 涙がこぼれた きみに会いにいくために この世界をあとにする 残されたのは 君の声だけ なにも知らないまま でも離れたくなくて その声が 僕を動かしてる 耳の奥に触れた 透明な感触 名もない旋律が 胸を揺らした 「これはきみかも」って 誰にも言えなくて 答えのない夢を 歩きはじめた 時にけずられても 心の奥 消えなかった きみが残した 声が 僕の扉を そっと開けたんだ きみに会いにいくために 星の名前も知らずに 小さな声を たよりに進む 記憶がなくても この胸が鳴るなら きっとまた 出会える気がしてる 「さよなら」は 合図だった 忘れるためじゃなくて 「またね」って笑った その時から 僕の時間が 動き出していたんだ きみに会いにいくために 宇宙がはじまる前から 信じ続けてた 君の声ひとつだけ 重ねたその願い いま 僕もうたうよ きみを照らすように どの星でも また見つけられるように |