寂れた商店街 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] かつての灯りが 軒先を染めて 人の声であふれていた通り シャッターに積もる薄い埃が あの頃のにぎわいを閉じ込める 古びた看板は 色を失って 時の流れをただ刻んでいる 笑い合った影が遠く霞んでも 胸の奥にまだ残ってる [Chorus 1] 変わりゆく季節にまかせながら 必要とされるものは移ろって けれど思い出は風に混ざり 静かな強さに変わっていく [Verse 2] 新しい声が 別の街を満たし 古きものは居場所をなくしていく 求められる夢さえ変わって 昨日の正解は明日の影 それでも誰かが歩いた足跡 土の中でひっそり光ってる 残された景色は問いかける 「続くものは何か」と [Chorus 2] 流れる時間に追われながら 忘れられる価値もあるけれど 散ってもなお光はしみ込み 遠い場所で芽吹いていく [Bridge] すべてを留めることはできない だからこそ散らばっていく意味がある 見えない糸が広がるように 結び直す未来を描いて [Final Chorus] 離れた街角に息づいて 小さな光がまた溶け合う たしかにあった絆の粒が 新しい景色を照らしてく 声は薄れても消えはしない 音もなく土に染みこんで 次の誰かを支えるために 永遠のように根を張っていく [Outro] かつての街の笑い声は 散り散りに溶けていったけれど 静かな力となりながら 世界のどこかで今も息づく |