金木犀 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 風がやさしく 街を包む 夕暮れの色に 染まる通り [Verse 1] 歩道の角で 香りに気づく 君といた秋を 思い出して あの頃はまだ 何も言えずに 笑う横顔を ただ見てた [Pre-Chorus] 通り雨が過ぎたあとの 冷たい空気 頬を撫でるたびに 胸が疼く [Chorus] 金木犀の花が 揺れている ひとときの夢を 残したまま 記憶のページを そっと閉じて 今も 君の声を探している [Verse 2] コーヒーの香り 窓の曇り 沈む陽を見て 独りごと 誰もいないベンチに座り 落ち葉の音を 聴いていた [Pre-Chorus] 時間だけが静かに流れて あの日の影も 遠く滲む [Chorus] 金木犀の風が 運んでく さよならの意味を 教えるように 言えなかった想いが 散りゆく街に 淡く 香りだけ残して [Bridge] 季節がめぐっても 忘れられない あの夜の月明かりと 君の横顔 [Final Chorus] 金木犀の雨が 降りそそぐ もう届かない 願いを包んで いつかまた同じ 香りの中で 微笑む君に 出会えたら [Outro] 風の音だけが 静かに響く 秋が 終わってゆく |