紅い果実と契約の指輪 歌詞欄(Lyrics)紅い果実が落ちる音 その瞬間、運命は回り出す 禁じられた森の奥で 指輪がひとり 待ち続けてた 名前を呼ぶたび疼く 古い誓いが目覚める その瞳が映すのは 誰の未来? 選んだ手は戻れない 紅い果実と契約の指輪 願いを叶える代償は 心の深く 眠る鍵 壊してでも 開きたかった ひび割れた鏡の中 映るのは 笑うはずのない自分 微かな記憶に縋って 嘘でも夢を信じてた 「願いごとをひとつだけ」 その声が 甘く誘った 代償など 見えないままで 闇の果てで交わしたキス 封じられた時がまた動き出す 赤い果実をかじるたび 誰かの涙が落ちていく 忘れていた約束だけが まだ胸を叩いていた 紅い果実と契約の指輪 決められた運命じゃないなら この手で描く未来こそが きっと、本当の解答になる 静寂の中、君が言った 「信じること、それがすべて」 その声が今も響いてる 壊れた夢の中でさえ 紅い果実が落ちた夜に 誓いの指輪が光った もう一度、願えるのなら 「君を守りたい」 それだけ 運命が閉じる音がして 指先だけが、まだ熱かった 契約の最後の灯は 君とともに消えていった |