芝桜H 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 一番線ホームに残る 君の影が まだ揺れている 春の匂い 混ざる風に 名前を呼んでも 返らない 踏切の向こう あの日の午後 芝桜(しばざくら)が咲いた坂道 手をつないで 笑ったこと 嘘みたいに 今は遠くて [Pre-Chorus] ねえ、どうして 世界はこうも 壊れやすい色ばかり選ぶの? 君がくれた優しささえ 胸を刺すのはなぜだろう [Chorus] さよならのかわりに 芝桜(しばざくら) 君のいない季節が始まる 「忘れないで」と 咲き誇る 強がりのようで 泣いているようで [Verse 2] 自販機の光 空っぽの缶 拾えないまま 置き去りのまま “また明日ね” その言葉が 夢の中だけ 繰り返す [modulation] 心の奥で 錆びついてる 最後の写真 見れずにいた でも芝桜(しばざくら)は 何も言わず ただそこに 色を灯してた [Pre-Chorus] ねえ、君が もしも鳥なら この空を越えて行けただろうか 僕はまだ うまく笑えず 靴の泥すら 落とせずにいる [Final-Chorus] さよならのかわりに 芝桜(しばざくら) 記憶よりも鮮やかに咲いた [modulation] 風が吹いても 消えないまま 静かな強さで 僕を見つめてる [Outro] …春が終わっても 君はきっと ここにいる |