薄明の檻 歌詞欄(Lyrics)見上げた空に ひび割れた夢 手のひらから 零れた温もり 名前もない夜の底で 君の声だけ まだ生きている 閉ざされた心の奥で 叫ぶように揺れる火よ 触れたいと願うほど 遠ざかる影 ガラスのように脆い 遠いこの世界で 君だけが 僕の真実だった 崩れても 砕けても 愛しさは 消えない 時計の針が 逆さに回る 過去と今が 溶け合う静寂 息を潜めた記憶たちが 囁くように 胸を刺す 願いが罪になるなら このまま眠らせて 優しさが痛みに 変わる前に 光のない明日に 囚われても 君を想うことで 生きていけた 許されぬ祈りごと 胸の奥 焦がして |