宵夏の風に 歌詞欄(Lyrics)[INTRO] [FEMALE VOCAL whisper] 「宵夏の風に」 「そよ風に、心までほどけていく──」 [VERSE 1] [FEMALE VOCAL] そよ風が青苔(あおごけ)なでてゆく 月明かり揺らす 蓮の葉の影 夜虫の声が 天(そら)をささやく [VERSE 2] [MALE VOCAL] 風がそっと揺れる小道 静寂に包まれる町並み 夕日の影は 遠く伸びて [VERSE 3] [FEMALE VOCAL] 蝉の声が響く午後 川のせせらぎ 足元を冷やす 緑の香りが 胸にしみ込む [PRE-CHORUS 1] [FEMALE VOCAL] 空の色が溶けてゆく 淡い夢の中にいるみたい [PRE-CHORUS 2] [MALE VOCAL] 月が静かに顔を出す 夜の帳(とばり)が そっと迎える [CHORUS 1] [TOGETHER] 夏の夜は 絵のように静か 星の光が ぽつりぽつりと降る 心は風にのって はるかな空へ [BRIDGE] [MALE VOCAL → FEMALE VOCAL] ちくりんの奥に 息づく静けさ 琵琶の音に 夢がそっと目覚める 過去も今も 旋律のように [CHORUS 2] [FEMALE VOCAL] わびさびの夏 心が踊る 儚さの中 永遠を探す [FINAL CHORUS] [TOGETHER] 夏の夜は 絵のように静か 星の光が ぽつりぽつりと降る 瞬間の花 消えても残る 心は風にのって はるかな空へ [OUTRO] [MALE VOCAL] ──今宵、風とともに、歌は巡る。 |