深夜の赤提灯ロマンス 歌詞欄(Lyrics)夜風に揺れる赤い灯り 路地裏染めるネオンの雨 グラスの氷が小さく泣いて 時を忘れる恋が始まる カウンター越しの曖昧な笑み 酔いどれ同士の芝居がかった台詞 タバコの煙に隠した秘密 溶けるように あなたに流れる くちびる触れそうで 触れない距離 時計の針を 逆さに戻す 赤提灯 燃えるロマンス 夢か幻か 夜が誘う 心の火花は 消せないまま 深夜の路地で 踊り続ける 古びた暖簾が 揺れて囁く 過去も未来も 酒に溶かして あなたの笑いに 酔いがまわれば 孤独さえも 優しくなるの 二人の影が 近づいて この瞬間だけ 永遠に変わる 赤提灯 燃えるロマンス 星も見えない 都会の夜 明日が来ても 帰りたくない 幻に抱かれ 夢を選ぶの 雨上がりの舗道に 映るネオンは 涙色の宝石のよう 「また会える?」と訊けないまま 赤い灯が 瞼を染めて 赤提灯 燃えるロマンス 声も心も 酔いに沈む 最後の一滴 飲み干したら 永遠よりも 今を抱きしめて 夜明けが近づく 赤い灯り 消える瞬間に 恋は燃える 路地裏残して 記憶の中へ 深夜のロマンス 煙に揺れて |