私の導火線はどうかしている。#花火大会 #8/1は何の日 花火の日 歌詞欄(Lyrics)夏の夜の静けさに火花が走る 鼓動は導火線 今にも点火しそう わたしはあなたが好き あなたもわたしが好き あら、なんて平和な世界 でもね、違うの 違うのに同じに見えて それが少し苦しい ただ乞うていく 愛でなく 恋でもない この熱帯びた光には名前なんて要らない 割れたケミカルライトみたいに 闇へ色をこぼし続けるわたしの火花 この気持ちが何なのか あなたは知ってるの? わたしの肋骨の奥で 無音の花火がバチバチ上がってるけど 聞こえるわけないよね だってあなたの音も何も聴こえない ただ同じ気持ちを乞うだけの 身勝手な気持ちが音を立てて発火しては消えていく 「わたしだけのもの」とささやきながら欲張りな火花が飛び散り 午前二時の漆黒の夜空に打ち上がる 気さくな役を演じて 紙灯籠みたいにうっすら笑って こんなに物分かりよくいるんだから この火花が移ればいいのになんて そう思うくらいは許されていいでしょ どんなにつくろったところで 丁寧なお辞儀一つひとつがガソリンまみれ 物分かりよく見せているだけの 身勝手なわたしを わたしが一番許していない 「目をそらすな、これが本当のお前だ」と どうかしている どうかしている 祭り太鼓より激しくバチバチ鳴りながら 練り上がったこの嫉妬を 砂糖菓子の銀紙で包んで打ち上げてしまいたい 花火が映えるのは闇の中でこそ 漆黒から生まれる花火の美しさを この目に焼きつけたい あァ 綺麗な言葉でくるんで とっととあの夜空に打ち上げてしまいたい この気持ちが何なのか わたしの火花をあなたに移したら 何色に燃えるのか 見てみたい |