夏の夜の祈り #花火大会 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 遠い祭囃子が 丘の風に乗り ひらりと舞うラムネの香り 星が滲んだ 青い芝生に座る 君の横顔に 黄昏時の光が 淡く影を落とす [Verse 1] 差し出しかけた指先が 宙を彷徨い 握りしめたのは 夏の草の匂いだけ 言葉にできない この胸のざわめき 君は知ってるのだろうか 知らせなくていいのか [Chorus] 夜空に弾ける 一瞬の華 君の瞳に映る 無数の光 このまま時間が止まればいいと ふたりだけの丘で ひっそり願う 音もなく開く 願いの蕾を 君だけに見せたいと 密かに願う [Verse 2] 耳を澄ませば 遠くで聞こえる拍手 胸の鼓動は なぜか重なるようで 「綺麗だね」と呟いた 君の声が 風に溶けて 僕を震わせる [Chorus] 夜空に弾ける 一瞬の華 君の瞳に映る 無数の光 このまま時間が止まればいいと ふたりだけの丘で ひっそり願う 音もなく開く 願いの蕾を 君だけに見せたいと 密かに願う [Bridge] 燃え尽きる光が 闇を深くする その一瞬に すべて打ち明けられたら でも怖くて 手を伸ばせないんだ 宵闇がふたりを 静寂で隔てる [Final Chorus] 夜空に咲き誇る 最後の華 君の瞳が潤む 永遠の光 このまま時間が止まればいいと ただ、もう一度だけ 強く願う 音もなく開く 最後の願いを 君と このまま ここにいたい [Outro] 花火の終わり 静けさが戻る 残り香だけが 僕らを繋ぐように 遠くから聴こえる 祭りの喧騒 僕らの夏が そっと幕を閉じる |