お眠りなさい、ウフフフフ 歌詞欄(Lyrics)Intro] 今日は、もう、疲れちゃったから、ラクダに乗って、おうちに帰ろう。 ポリ袋に入れた椎茸のアイスクリーム持って、 山椒入りのミックスジュース飲みながら、お家に帰ろう。 [Verse] 木造の高層ビルの階段を転がり落ちながら、 エレベーターよりも高速で地上を目指そう。 出入り口の警備員の正体はヤマカガシ。 残業してない社員は、 噛みつかれちゃうから、 秘密の非常口から外に出よう。 でも、そこは鍵が掛かっているから要注意。 暗証番号は64桁。 それを知ってるのは、わたしと、ツキノワグマの社長だけ。 こっそり、あなたに暗証番号教えちゃう。 「富士山麓オウム鳴く」を八回連続入力するだけ。 あっという間に、ロック解除で、街に飛び出すの。 課長が行くのは赤提灯。 わたしが行くのは青提灯。 予約済みなの路地裏の裏の裏。 黒い暖簾に、破れた障子。 店先に吊された青提灯が、わたしを呼んでるの。 「さぁ…おいで…おいで」とボロボロの提灯が声を出す。 わたしには、はっきり聞こえるわ。 あなたに聞こえるかどうかなんて、どうでもいいの。 お店の名前は「魑魅魍魎」。 検索しても見つからないよ。 この世のお店じゃないからね。 それでも評価はけっこういいの。 ドクロ四つもついてるの。 おいしいお酒もあるんだよ。 赤く濁った不思議なお酒。 一升瓶の中には何がはいってるのか秘密なんだってさ。 知りたいよね? でも、わたしは答えを聞かないの。 知らない方が幸せって言うでしょ? シーラカンスのお刺身と、カブトガニの天ぷらをいただくわ。 大将、今日はツケにしといてね。 また今度わたしの寿命で払うから。 [Bridge] 私の部屋に帰ったら、分厚い化けの皮を脱ぎ捨てて、艶やかな、わたしの本性をさらけ出すの。 誰も知らない、わたしの正体。 あなたも、知らない方がいいと思うわ。 でも、こっそり、見に来てもいいのよ。 命が惜しくないならね。 [Outro] 丑三つ時のアラームが鳴ってるわ。 良い子は、もうオネンネのお時間よ。 [Fade Out] うふふふ、おやすみなさい。 うふふふ、目を閉じなさい。 うふふふ、起きたらだめよ。 うふふふ、ぐっすり眠りなさい。 うふふふ…うふふふ… |