夢の通ひ路 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 胡弓(こきゅう)ひとふし 月をなぞれば 紅(くれない)落ちる 夢の通ひ路 [Verse 1] 灯籠(とうろう)の影に 染まる夜 紅を引いて 笑う顔 あの人が来る そのたびに 胸の火花が 揺れて消える [Pre-Chorus] 遊女の道は 花のよう 咲いては散って 夢のよう それでもこの手は 離さない 一夜(ひとよ)でも あのぬくもりを [Chorus] あぁ この恋は 罪ですか 名もなき花に 香を宿し あぁ 運命に 抗(あらが)うように 咲いて 咲いて 散るを知る [Verse 2] 薄紅のかんざし揺れて 交わす言葉は 嘘と真(まこと) 覚悟を着物に しのばせて 明日を賭けた 命の舞 [Bridge] 袖を重ねた ぬくもりも 明けの鐘には 散る定め それでも私は 嘘じゃない たとえ地獄も 共に行く [Final Chorus] あぁ この夜が 果てぬよう 口紅に秘めた 願いを あぁ 強く咲け この恋よ 消えて 消えて 名を刻め [Outro] 胡弓ひとふし 月も泣く 花街の夢 音もなく |