あにょどんのデコン汁 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 昔々、鹿児島の桜島のふもとに、二人の兄弟がそれぞれの家で住んでいました。 弟は働き者で、朝早くから仕事に精を出していました。 兄は怠け者で、弟の仕事が終わった頃に起き出してきて、 弟の作った美味しい大根汁を二人で食べてるのでした。 [Verse 2] 兄は自分でも美味しい大根汁を作りたくなりました。 弟から借りた鍋に大根を入れて、寝ながら鍋を見ていました。 目が覚めて確認すると、ただ鍋の中に大根が浮かんでいるだけでした。 [Chorus] 兄は何度やっても、美味しい大根汁はできないので、弟に作り方を聞きました。 弟は「朝早くに起きて鍋に水と切った大根を入れる。」 「そして火にかけて、大根を煮ている間に草刈りをする。」 「そうすると、美味しく煮えた大根汁が出来上がっている。」 [Bridge] 翌朝、怠け者の兄は弟に言われたとおりに早起きをして 鍋を火にかけている間に、牛の餌の草刈りをしました。 慣れない手つきで一生懸命に草刈りをして家に戻ってきました。 すると、確かに美味しい大根汁が出来上がっていました。 [Outro] それからの兄は、美味しい大根汁を作るために、村一番の働き者になりました。 兄が飼っていた牛も、お腹いっぱい餌を食べられるようになり、 兄弟そろってよい暮らしができるようになりました。 |