April fool 歌詞欄(Lyrics)チョークの匂いが残ってる放課後 歪んだチャイムが終わりを告げた 「じゃあまたな」って手を振るクラスメイト 僕だけが動けずにいた 4月1日の夕焼けは 言い訳みたいに綺麗でむかつくな このワンチャンスを逃したら きっと一生、僕は臆病者だ 君のきょとんとした顔を見た0.5秒後 心臓を嘘つきのサイレンが裂いた 「――なんてね。エイプリルフール!」 笑えてるかな? ちゃんと笑えてるかな? 秒速100万回の後悔が 頭ん中を駆け巡って 「冗談だよ」って僕の残像が 「嘘だよ、バーカ!」って自分を殴った (It’s not lie!) 胸の奥で絶叫したんだ (It’s not lie!) 震える声 気づいてくれよ このどうしようもないのが本当なんだ 一人帰り道 河川敷のグラウンド 誰かの声が遠くに聞こえる カバンの中には昨日までの未来が ゴミみたいに押し込んである 桜色したクソッタレな空を見上げて 涙の言い訳探してた 全部ウソだよって、今から追いかけて 言えるわけないって、わかってる 君が信じたのはピエロの僕で 僕が信じてほしかったのは僕だ いつだってそうだ この臆病さが 一番大事なものを奪っていく 4月1日の夕焼けが 僕の嘘を全部照らしてる 世界で一番ダセえジョークに 君はどんな顔して笑ってくれたの? (Tell me why!) どうして信じちまったんだよ (I can't lie!) もう自分に嘘はつけない ごめん、本当は、どうしようもないくらい好きでした 違うだろ ふざけんなよ まだ終わっちゃいない この衝動こそが答えだ 次のチャイムが鳴る前に――! 秒速100万回の後悔が 今、僕の背中を蹴り飛ばしてく アスファルトを走り出したんだ どんな顔したっていいからもう一度 (I love you!) 涙拭って叫んでやる! (I love you!) 世界中に笑われたっていい! 4月2日の朝、嘘つきの僕にサヨナラを告げるんだ |