ボーリング場最後の日 歌詞欄(Lyrics)[Intro] (Instrumental) [Verse] 放課後の時間が 始まる場所 何かと理由をつけて 集まってた スコア表よりも 記憶が残る 笑い声が いつも自然に響いていた [Verse] 初めてあのレーンに立った日 ストライクが出て 皆が叫んだ 何気なく撮った 一枚の写真 画面の中で 今も笑ってる [Bridge] ボーリング場の天井は高く 声が吸い込まれて 遠く消えた どれだけ叫んでも 届かない場所 あの頃の自分が 投げたボールの先 [Chorus] 今日で終わると聞いて ここに来た あの音と空気が まだ残っていた まっすぐ伸びた レーンの先には どんな未来が あったのだろう [Inter] (Instrumental) [Verse] ビリヤードの球の行方に 夢中になってた日々 卓球のラリーが 途切れた瞬間 そんな何でもない 出来事たちが 今では 心の隅に そっと残ってる [Bridge] 向かいの喫茶店に 久しぶりに寄る 「覚えてるよ」と マスターが笑った 歳を重ねても 変わらぬ店の味 それだけで 少し救われた気がした [Chorus] まっすぐだった レーンのその奥に 今日という日が つながっていた ずっと気づかずに 通り過ぎてた 大切な時間に 今 気づいている [Verse] 小型飛行機が 雲を引いて 空にまっすぐな 線を残す その光景は 昔と同じだった 変わらぬものが 確かにあると知った [Bridge] 「もう何年 経ったのかな」とつぶやいて 思い出の重さが 静かに積もる 鍵のかかった あのロッカーの番号 なぜかまだ 忘れずにいた [Chorus] ボーリング場が 最後の日を迎えて 見送るように 陽が傾いていた 戻れない場所だからこそ愛しくて 心の中で 何度も振り返っていた [Outro] 小説の最終章を めくるように 静かに終わりが 近づいてきた 眩しい木漏れ日の中で 立ち止まり 何も言わずに 今を噛みしめていた lalala lalala lalala uh [Ending] (Instrumental) |