熱中症プール 歌詞欄(Lyrics)[Verse] 照り返すアスファルトに 溶けかけの影が揺れる。 誰もいない校庭の隅、 鍵の壊れたプールには、 昼間の陽射しがまだ残っていた。 水はかれ、 底で蜃気楼のように揺れる記憶だけが、 僕らの夏を呼び戻す。 誰かが笑った声が、 遠くで熱中症のように響いた。 [Chorus] 夢中で泳ぐ熱中症 とける体と笑い声 気づけば空は真っ白で 太陽(ヒカリ)に全部持ってかれる 冷たさよりも熱が好き ぐらぐら揺れる視界の中 プールの底でキスをした ぼくらの夏は終われない [Verse 2] ゴーグル越しに見えたのは 泡になった昨日たち 時計が止まる水の中 呼吸なんて忘れてた 手を伸ばせば届くのに 影はいつも逃げていく あの日、プールの底で僕は 夢に熱を落とした [Bridge] ねぇ、まだ溺れてていい? 心臓が焦げる音がする 体温よりも熱いもの やっとここで見つけたんだ [Final Chorus] 夢中で泳ぐ熱中症 太陽(ヒカリ)に名前呼ばれて 笑いながら沈んでく 幸せってやつかもしれん 凍えるよりも熱がいい 最後の夏を抱きしめて プールの底で目を閉じた 最後にここでねっ!ちゅう!しよう! |