メロンソーダの水族館 歌詞欄(Lyrics)泡の音が きらり 午後の陽ざしに とけてゆく ひとくち 飲んだそのとき 世界が ひらいたの グラスの中で 泳いでた 色とりどりの 魚たち ゆらめく海藻 サンゴの街 わたしだけの 水族館 窓の向こうで 時が止まる しずくが 光ってた メロンソーダの夢を見た 甘くて冷たい 午後の奇跡 君に 出会えた気がした 泡の音 踊る想い 指先 そっとのばしたら 小さな魚が くるくる回る ひれが ふれて くすぐったくて 笑った わたしの夏 声もなくて 言葉もない だけど心が ふれてた メロンソーダの海で踊る 透明な音が 胸を打つ 君と ふれあえた瞬間 ずっと 忘れない気がした だけど 気づいてたの こんな景色は どこにもないって それでも ほんの一瞬だけ 信じたかった 君を メロンソーダに 何もいない ただのグラスに 戻っていた ふれた魚も 笑った顔も 泡のように きえていった 机の上の 水の輪が ゆっくり 揺れて ほどけてく 「またね」って 誰かが言った 午後の光のなかで |