あの夏のカケラ 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] アスファルト揺れる陽炎 君は不意に現れた 伏せた睫毛の奥の瞳に 時間が止まった気がした 永遠なんてないことさえも 忘れるくらい夢中だった [Pre-Chorus] 夕立が街を濡らして あっけなく終わった季節 だけど心の隙間に 消えない光を灯してくれたね [Chorus] 出逢わなきゃよかったなんて 空に唾を吐いた日もあるけど 今は誇りに思うんだ 君に逢えたあの夏を もし君がいなかったら 本当の優しさも知らずにいた [Verse 2] 色褪せた写真の中の 笑顔が少しだけ揺れる もっと言えたはずの言葉が 今になって溢れてくる 自分を守ることばかりで 大切なものが見えなかった [Pre-Chorus] 不器用で空っぽな僕に 君がくれたたった一つ 見過ごしてた景色の彩り ありふれた日々の温もり [Chorus] 出逢わなきゃよかったなんて 空に唾を吐いた日もあるけど 今は誇りに思うんだ 君に逢えたあの夏を もし君がいなかったら 本当の強さも知らずにいた [Bridge] 時間はもう戻せないと 過去の僕がささやいても 痛みも涙も抱きしめて やっと僕は僕になれたんだ 「ごめんね」よりも伝えたい言葉が 今ならある [Final-Chorus] 僕は君と過ごした季節を もう隠したりはしない 君がいたから今の僕がいる 胸を張ってそう言える もうあの頃の二人には戻れない それでも寂しくはないよ 見上げればほら こんなに綺麗な未来(あした)があるから 今の僕なら 隣で笑うその手を 迷わずに強く握れる あの夏の後悔もすべて 愛しい宝物だよ 心から、ありがとう 君に逢えてよかった |