見えぬ鬼ゆく方なし 歌詞欄(Lyrics)Title:見えぬ鬼ゆく方なし (EN Title : In Limbo the Unseen Demon) by AriteAL 節分にちなんで、鬼をテーマにした切ない和風ポップ曲を作ってみました。 葛藤や胸に根付く罪、一瞬の儚さ、そして遠い救いを描いています。 鬼を追い払うだけでなく、心に潜む弱さや痛みにもそっと寄り添い、新たな希望を見出すメッセージになれたら幸いです。 Inspired by Setsubun I composed a wistful Japanese-style pop song focusing on “oni” (demons). It portrays inner turmoil guilt deeply rooted in the heart fleeting moments of fragility and the distant promise of salvation. Rather than simply driving demons away I wanted to gently acknowledge the weakness and pain within our hearts delivering a message of finding new hope. [歌詞 / Lyrics] 見えぬ鬼 いずれ消えゆくを 惑(まど)う心さえ 抱えきれなくて… 夜明け前の 花影に訊(き)く ただ生きるだけでは 消えぬ罪があると 胸に根を張る ほどけぬ鬼よ 燃ゆる想いは 疼(うず)きへと変わるばかり 見えぬ鬼よ 今も惑わせる 追われるようで けれど立ちすくむ 寄り添う弱さと 拒めぬ弱さで 鬼は穏やかに 身を絡め取る 目に映らぬ闇ほど 輪郭は鮮(あざ)やか 浅き偽りなど ひと息で裂かれて 裂(さ)かれた胸こそ 揺るがぬ証(あかし)と 赦しの灯(ともしび)が 真実を照らす 見えぬ鬼 いつかは滅ぶとも わたしの胸には なお宿り続ける もしもあなたが 触れてくれるなら この闇の果てに 灯(とも)る夢がある 見えぬ鬼は すべて朽(く)ちゆくを 儚(はかな)き記憶に 沁(し)みつく痛み 見えぬ鬼よ 儚く強くあれ 無慈悲で優しい 刻(とき)のように |