大遅刻で世界を救っていたヒーロー 歌詞欄(Lyrics)【INSTRUMENTAL 】 【Verse 1】 目が覚めたのは、始業五分前 カーテンの隙間が「終わりだよ」と囁く 鏡の中の寝癖が、正直すぎて 時間の神様が、静かに中指を立てた 【Pre-Chorus】 時差があった——なんて言えない 勤務先はドア to ドアで30分 宇宙人のせいは昨日使った もう現実味のある—— 優しい嘘が必要だ 【Chorus 1】 いたるところで困ってるばあさんを救い 銀行の強盗、素手で制圧 朝から多くを救った俺は 名もなきヒーロー だから少しの遅れくらい 見逃してほしいんだ、課長 【Verse 2】 遅刻は…変わらない、どう足掻いても 今こそ始まる自社へのスニーキングミッション 出るか? 俺の伊賀か、甲賀の血 忍ぶ者のDNA、目覚めろ 【Pre-Chorus】 匍匐前進でコピー室を通過 上司の視線をミスディレクション 白い目で見られるレンジャー部隊 残像が残るほど光の速さで 自分の席に滑り込め 【Chorus 2】 毎日危篤になる俺のじいさんを診て ひかれそうな猫も、体を張る 今日もトラブルの嵐の中 立ち向かった町のヒーロー だからこの数分の遅れくらい 無罪放免にしてくれ、部長 【Bridge – Whisper / Rap】 正直に話すべきか? それとも偽り続けるか 嘘の上塗りで葛藤がうるさい ——でも遅れてるのは事実で ——寝坊したのも事実で ——でも絶対怒られるわけにはいかない 【Final Chorus】 助けた命も、止めた犯罪も数知れず 今日という日を守った俺が 会議に少し遅れたくらいで 全部を無にしないでほしい ただ寝坊しただけなんて言えない いつだってヒーローは遅れてやってくる 確かな覚悟を、この胸に 絶対に怒られるわけにはいかない エレベーターの鏡に ネクタイを直す自分が映る 「待たせたね!さあ仕事を始めようか」 上司にどやされる |