『ブローの夜に』(エンジンへの哀歌:Elegy Ver.)_2 (Cover) 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] ラジエーター越しに 見えた揺らぐ蜃気楼 最後の赤ランプが 僕に嘘をついた オイルにまみれた道 焼けたピストンの夢 君が叫んでた 「もう限界なんだ」って [Pre-Chorus] レブを越えてく快感に 溺れてた愚かさ あの日のノッキングは 心のノイズだったのか [Chorus] ブローの夜に響いた 金属音と白い煙 君がくれた鼓動は もう戻らない 何度も交わしたギアの鼓動 それすら壊してしまった 僕のせいだよ [Verse 2] 焼き付いたコンロッド ちぎれた愛の証 冷却水の涙が 静かに乾いてく オクタン価も守った 油温も見てたのに なぜか守れなかった 本当の悲鳴を [Bridge] ECUの奥に 残るログの言葉 「限界は越えた」って もう遅すぎた [Chorus 2] ブローの夜に灯った 静かなチェックランプ 改造の夢さえ 灰に変えて 再起も叶わぬこの街角で 君の残したエンジン音が 今も響くよ [Outro] もう一度 走れたなら もっと優しく 踏み込めたのに エンジンよ、愛しい君よ さよならは 熱の中に―― |