夜の果ての花 歌詞欄(Lyrics)緑の草の香りが胸に穴を開けた 裸足で駆けた 夏の終わりを背に きれいな言葉で起きたことを変えることはできない 世界は険しい道で、私はまだ逃走中 咲いては枯れる砂漠の花よ、 血塗られても尚、美しく どうせ終わりは灰になるなら 夜の果てに花を咲かすんだ 冷たい風が記憶の欠片を切り裂く 星のない空、足跡はもう消えた 誰かの声が遠くで呼ぶけど 振り返らずに、私は影を追いかける 砕けた夢の破片を集めて 傷だらけの手に光を灯す たとえ世界が私を拒んでも この心はまだ燃えている 咲いては枯れる砂漠の花よ、 血塗られても尚、美しく どうせ終わりは灰になるなら 夜の果てに花を咲かすんだ 夜が明ける前に、もう一度だけ 自分のために歌を歌おう 灰になっても、風に舞っても 私は花を咲かせ続ける |