晩夏 歌詞欄(Lyrics)曖昧な夢の残り香 ビルの谷間で溶けてゆく 蝉声にまぎれて 君の名前を探してた 残暑の風に吹かれて 滲んだ空を見上げてる 触れたら消えてしまう 君の笑顔の幻影 ベランダに置いたアイスが 静かに溶けて滴ってく 知らない雲のかたち 君に似てて笑ったんだ 残暑の光に揺れて 小さな影を重ねてく 季節をまたぐたびに 僕は君を追いかける どこまでも続く道 ガラス越しの太陽 このまま歩いていけたら 君に届くかな 残暑の向こう側で まだ眠る君を想うよ 最後の夏を閉じ込めて 僕は歌を残していく |