飴色 歌詞欄(Lyrics)大人ですもの 何も言わずに 薄い帷に身を隠したら 目と目を合わせ 微笑むだけで 星たちは息を潜めて 月が昇るんです わたしとあなたと その吐息の熱を 飴色に蕩かせて ひとつにしましょう 全部を混ぜたら もう戻れないから そうやってこの夜に 満ちましょう 伏せた瞼に触れるあなたの 火傷しそうな優しい温度 その輪郭に身を寄せたなら レコードが廻りはじめて 夢を魅せるんです 爪先から脳まで 跡形もなく 飴色に蕩かせて ひとつにしましょう あなたの声に 灼かれ焦げた処に 誰も知らない 花が咲くのです 薄く濡れた素肌に 微睡む恋を 飴色に蕩かせて ひとつにしましょう 朝が来ませぬように お祈りをして 指を絡めたままで 満ちましょう |