Phantom Reflection 歌詞欄(Lyrics)[Intro](Whisper) 「……そこにいるの? 私……じゃないよね」 「いいの。夜は、全部 嘘だから」 [Verse 1] ささやきが ビロードの空気を滑る 影が踊る あたり一面 ひそやかな歌が ゆがんだ祈りに変わる 時計の針が刻むのは 無関心な夜の音 [Pre-Chorus 1] 金の回廊に 響く足音 それはねじれて 絡まりながら 私を迷いの奥へと誘う [Chorus 1] 鏡の奥で 影が笑う 一歩ずつ 忍び寄る気配 Scatt scat scat 夜が囁く 欺く声 燃える吐息が 欲望を染めていく [Verse 2] キャンドルが 瞬きながら消えていく 笑い声は渦を巻き 真実を覆う ため息をつくシャンデリアの下 糸を断たれた 操り人形が揺れる [Pre-Chorus 2] ガラスの向こうで 真実がぶつかる 亡霊のような眼差しが 逃げ道を塞ぐ [Chorus 2] 鏡の奥で 影が笑う 一歩ずつ 忍び寄る気配 Scatt scat scat 夜が囁く 欺く声 燃える吐息が 欲望を染めていく [Bridge] 砕けたガラスに映った 名もなき私 触れようとすれば すり抜けていく 嘘も 真実も その境界はもう滲んで 問いかける声だけが 響いていた [Final Chorus] 鏡の奥で 影が泣いた 滲む姿が 重なっていく Scatt scat scat 夜が裂いた 偽りのヴェール 燃えた願いが 私を残して消えた [Outro] ひとひらの光が 鏡を抜けて 誰にも届かない場所へと落ちていく 「……それでも、私だったのかな」 |