夏の訪れ 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 見上げれば にゅうどうぐも 夏の訪れ 乾いた風 雲の形が みるみる変わり アスファルトが乾いていく [Verse 1] ポケットの中 折れたチケット 君と行くはずだった夏祭り 気まずいチンモク 忘れられずに せみの声が 胸をつつく [Chorus] 夏の訪れは ほろ苦くて 思い出ばかりが 色を増してく あの日に戻れたら 伝えたいよ 「好きだった」って 一言だけ [Verse 2] 影が伸びてく 午後四時過ぎ 制服のまま 遠回りした 手を振る君の 背中の向こう 入道雲(にゅうどうぐも)が まだ笑ってた [Chorus] 夏の訪れが 消えないまま 心の奥で ざわめいている 夕焼けに溶けた 言葉たちが 今も風に 揺れているよ [Bridge] 駅のホーム ひとりきりで 聞こえてくる セミのラストソング 過ぎた季節の 音を胸に もう一度だけ 振り返った [Final Chorus] 夏の訪れは 思い出じゃない 今もこの胸で 息づいている 君と見た空を 忘れないよ 今年もまた 雲を見上げる [Outro] 見上げれば 入道雲 夏の記憶が 風に舞う [End] |