漂着 歌詞欄(Lyrics)あめの匂いが 立ち込める あしもとに 黒い潮が きしむ手すり 握りしめて きえた地平線 探してる なみだみたいな 雨粒が なにも見えない 視界奪う ゆらぐ甲板 足がすくむ ゆめか現か わからない 嵐が全部 さらっていく 僕の日常も 明日も 剣のような 稲妻が 海を裂いて 僕を呼ぶ 聞こえる 聞こえる 声が 声が 聞こえる 聞こえる どこから どこから 聞こえる 聞こえる 声が 声が 沈んでいく 意識の中 しろい波頭 最後に見た まもるべきもの 思い出して まぶたの裏に 生徒の顔 つめたい海が 僕を包む つながりが切れる 糸みたいに ここで終わりか 問いかけても こたえは闇に 溶けていく 夜の底から 浮上する 何かが僕を 掴んでる 剣のような 光が差し 新しい契約 始まる 聞こえる 聞こえる 声が 声が 聞こえる 聞こえる 近くで 近くで 聞こえる 聞こえる 声が 声が チョークの音 黒板に 普通の朝の 教室で 「先生、この問題わかりません」 振り返れば もういない 砂浜で目を 覚ました僕 月が不自然に 静かで 手のひらに 何か宿る これは救いか 呪いか 聞こえる 聞こえる 声が 声が 聞こえる 聞こえる 中から 中から 聞こえる 聞こえる 声が 声が 守れと 守れと あらしは去った 朝が来る あたらしい力 手にして ここは地図にない 島 ここから始まる 物語 聞こえる 聞こえる |