6月に出てきたセミ 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 公園の木の上 今日もいつもと違う朝 葉っぱのかげに ちっちゃい声が聞こえた まだ六月なのに セミがふたりでぴったり もしかして秘密の会議?そんな感じ? [Pre-Chorus 1] だれも知らない世界で こっそり話してるのかも [Chorus 1] ねぇ、君たち何の話してるの? 夏はまだ始まったばかり ちょっとだけ先走っちゃったのかな でも、なんか応援したくなるんだ [Cicada Talking] 「やっと出てきたぞ!夏だよな?」 「うん、でもなんか静かじゃない?」 「仲間、ぜんぜんいないね…」 「まさか…まだ梅雨じゃない?」 「えーっ、まだ外に出るの早かったのかも…」 [Verse 2] 通り道の木陰 葉っぱ揺れるたびに セミの数かぞえても 二匹だけでさみしそう 他の子たち、まだ土の中で寝てるのかな? それとも今日が特別な日なのかな? [Pre-Chorus 2] 私に聞こえない秘密 木の上で続いてる [Chorus 2] もし内緒話してるなら それもなんだか楽しそう ふたりでコショコショ作戦会議 わたしも混ぜてほしいな [Cicada Talking] 「ライバルいないの最高~!俺の鳴き声、響きまくり!」 「ちょっと得した気分だね!」 「でも…なんか静かすぎて変な感じ」 「ていうか、メスも全然見かけないような?」 「う、うそ…!?」 [Bridge] ひとつふたつ セミの声が響いて 静かな公園 そっと夏が近づく 木陰に小さな合図みたいに はじまりの音色がひろがっていく [Final Chorus] 頑張れセミたち 自分のタイミングで 世界に声を響かせて 今日が一番の夏になるように 思いきり歌ってほしい ひとりでもふたりでも負けないで 新しい季節を知らせて みんなが出てくる日まで 君たちの声はヒーローだよ [Cicada Talking] 「そろそろ飛び立つ時間かな」 「お互いがんばろうね!」 「また木の上で会えるといいな」 「よし、いい声出すぞ!」 「うまくいったら、産まれたタマゴには“ピンときた日に出ておいで”って伝えるよ!」 |