桔梗、ひらくとき 歌詞欄(Lyrics)ひとり目覚めた 淡いひかりの中 まだ夢の輪郭が この胸を包んでる 静かな朝に 聞こえた風の音 遠くで揺れる 桔梗の影が微笑む 季節が巡っても 名前は消えない 思い出じゃなく いまここに咲いてる この空があかねに染まる前に きみに伝えたかった言葉がある 誠実という名の 優しさを信じて たったひとつ 変わらぬ想いを 桔梗が知ってる 暮れる光が やさしく肩を撫でて 影と影が重なる ひとときの幻 誰かを想うほど 胸が苦しくなる それでも 離れずに咲く強さがほしい 言えなかった約束も もう悔やまない あの花のように ただ誇らしくあれたら この風が冷たくなるまえに きみに届いてほしい音がある 永遠なんて 見えないけれど こんなにも 凛としている 桔梗に似てるね この空が夜に抱かれるころ きみの声が 胸に響いてくる 「愛してる」とは言わないけれど そっと咲いた そのやさしさが わたしの永遠 |