踊り舞いらん(プロトタイプ) 歌詞欄(Lyrics)1章 情熱は観て感じるに値せず 気をてらう必要もなし 我、我らは空前をそらんじる 哲学とは似せず 大芸を模す体現なる者 常人には理解を求めず 狂人に理解を求むなり ゆえに踊りは行為の 範疇に定まらず 偏見が常に付き纏うものとし 踊り狂わると表現を用い 彼らは矜持を蔑視する 感じる投じるという事が いかに哲学的な意味を成すか 目だけで感じず 周りを見て共感を生まず 終始全てを俯瞰し 大空を感じるが良し 人は1つを極めてひとつとなり 常時を極めて貫徹とす 大寒を吉日とし 熱波を風と捉え 風と戯れ一体を生み 土と来世を語り未来をすえる 望郷 壁 歩み 愛郷 時 縛り 苦を苦とみなす敵は 自を自とかげる心 2章 げだつは高く遠くにあり 今は耐え忍ぶ波濤の中で 我、我らは人の生を詠い申す 世代、時代問わず 不変の史跡なりけり 故人をたたえ、航人となり 今人の世を憂うものなり 人は海抜を知り 自己の不足を測り あらゆる様式を変え 公式と照らし正解を求む 定型は学にたゆまぬ者にこそ 理解を超えたものへ昇華される 得る者、失するものその全てを 真なる理解を得たものが 道とし、行とし、しるべとなり 世のことわりを不変とせず 地平、水平を彼方に見据え 大望を得る一助となるべし 人は2つを選び二つを捨てる 選択は常に心労を課す 豪雨を尭孝とし 嵐を友と呼び 木と歴史を学び師と仰ぎ 川をさかのぼり命の源泉を見る 成就 迷 進み 大寿 生 歩み 影を陰と見る者よ 生は声を証とすべし 3章 いざ踊り参らん 凶なる世を渡し歩くため いざ高きに跳ばん 永なる世に渡しを沿うため いざ長きに続かん 自己の平穏を導くため いざ踊り詣らん(まいらん) 未知の繁栄を祈願すため 4章 舞は生の渇望 それに違いはなし 踏は生の証明 それに違いはなし 踊は生の脈動 それに違いはなし 芸は生の習熟 それに違いはなし 5章 奉る我が、我らが 持ち、持たれた 拝顔せし 子らへの報せ(しらせ) 子らへの誓願(せいがん) 受け継ぐ楔を舞いて踏らえ |