『変異』ーMutation 歌詞欄(Lyrics)「変異」のすべてを辿るプレイリストはこちら ▶︎ https://suno.com/playlist/052e653a-da19-45cd-ac90-c6c6fbf7f686 ーーーーーーーーーーーーーーー まどぎわに 落ちた しみは きみの 靴の あとだった 濡れたコートが 歌ってた 「またね」って くりかえしてた 風船は 空にとけて 手のひらが さわれなかった きみの 名前だけが まだ ここに 残ってる 愛してたって 何度も叫んだ 聞こえないなら それでいい こたえなんて もう いらない 壊れてく 時のなかで 残ったのは ひとつだけ わたしの くちびるだけ 誰かの くしゃみが なんだか きみに聞こえて 笑ってしまった ほんとは 泣いてたのに 空も 海も いまは にじんでる きみの言葉 ぜんぶ ぼやけてる どうして?って まだ 訊いてる 答えない ひとに 向かって 光が 笑ってた それだけが 本当だった 「殺して」って 声のトゲ じつは パスコード エンターキー 押し忘れ エラーは わたしのほうだった きみは ログアウトしてた ポストに ふりかえりだけ 残して たしかに あった はずなのに ぜんぶ 夢に 変わってた 夜が くるたび きみのいない 部屋で 眠る前に 目をとじる きのうの続きが こないことに やっと なれてきた あしたの わたしは 名前を 呼ばずにすむ たぶん 少しだけ やさしく なれるよ さよなら |