夜の檻を解く手 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 怪異が棲みつく 忘れられた屋敷 闇に満ちた空気が 息を詰まらせた 剣を振るうたび わたしは何かを 壊すことでしか 前へ進めなかった [Pre-Chorus] 終わらない夜 終わらせる使命 そう言い聞かせて 痛みも恐れも飲み込んでた [Chorus] だけど君がそこにいた 檻の中で泣いていた まるで わたしの過去を映すように あどけないその瞳で 血に染まったわたしを見て 何も言わずに 手を伸ばしてくれたんだ ⸻ [Verse 2] 君は人間だった でも利用された 闇の器にされて 記憶さえ霞んでた それでも わたしの声は届いた 君の奥に 残っていた光に触れた [Pre-Chorus 2] 壊すだけが正義じゃない 君を守りたいと思った それは わたしの初めての願いだった [Chorus 2] 君の檻をほどくたび わたしの心もほどけていった 刃を捨て 差し出したこの手 震えていたのは きっとわたしの方 「怖がらなくていいよ」 そう言ってくれたのは 君だった ⸻ [Bridge] たとえ世界が ふたりを否定しても この出会いが 闇の中の祈りだったと 信じられるから―― ⸻ [Final Chorus] 朝焼けが差すその時 君と手をつないで歩き出す もう二度と ひとりにしないよ 夜の中で出会った奇跡 それは、罪じゃない “わたしは君を守りたい” そう胸を張って言えるんだ |